Q: 癇癪を起こした時、子供の思い通りにする必要があるのでしょうか?自己肯定感との関係はどう考えていますか?
癇癪に向き合う毎日は本当にしんどいですよね。「育児べき論」に疲れながらも、子どもの自己肯定感を大切にしたいという気持ちが伝わってきます。
メインの回答
コミュニティでの切実な声 あるお父さんから「SNSでみる育児べき・べからずに疲れた」という投稿がありました。具体的には、娘さんが「パンが食べたい!」と癇癪を起こすが、パンがない。離れると「抱っこして!」と甘えるが、大声で疲れた後なので抱っこするメンタルが残っていない。次のお風呂やトイレでも癇癪が連鎖する。「癇癪を起こさず子供の思い通りにする必要があるのか?話を聞いてくれなかったら自己肯定感が下がるとも言うが、どうしたらいいのか」という問いでした。
結論:毎回思い通りにする必要はありません 子どもの要求をすべて叶えることと、自己肯定感を育てることは同じではありません。大切なのは以下のポイントです。
- 気持ちを受け止めること ≠ 要求を叶えること: 「パンが食べたかったんだね。わかるよ」と気持ちに共感することと、パンを用意することは別の行為です
- 共感→理由の説明→代替案の提示: 「食べたかったね。でも今パンがないんだ。○○はどう?」という流れ
- ダメなものはダメと伝えてOK: 境界線を示すことも子どもの安心感につながります
- 親にも限界がある: 自分のメンタルが限界の時に無理して抱っこする必要はありません
癇癪の連鎖を断ち切るヒント コミュニティの別のスレッドでは、癇癪への対応について以下の知見が共有されていました。
- 癇癪は「自分の気持ちを受容してほしい」という欲求が強い
- 否定すると余計にヒートアップする
- 一度「いいよ」と受け入れてから、タイミングややり方を大人がコントロールする方法が有効
- ただし「実際はなかなかそうはいかない」という率直な声も
自己肯定感について
- 自己肯定感は1回1回の癇癪対応で決まるものではなく、日々の積み重ねで育まれます
- 「大好きだよ」「あなたのことが大切だよ」という基本的なメッセージが伝わっていれば大丈夫
- 親が完璧な対応をできなかった日があっても、翌日笑顔で接すればリカバリーできます
SNSの育児情報との距離の取り方
- 「べき論」はあくまで理想であり、すべてを実践できる親はいません
- 情報は参考にしつつ、自分の家庭の状況に合わせてアレンジする
- 疲れたらSNSから一度離れるのも大切なセルフケアです
とはいえうまくいかなかった事例
「落ち着ける場所に連れていく」というアドバイスは理想的ですが、「パンがない」という状況はどこに移動しても解決しません。教科書通りの対応が当てはまらない場面は山ほどあります。
また、「抱っこしてほしい」と甘えてきた時に対応できないと罪悪感を感じるかもしれませんが、大声で疲弊した後に無理をすると親のメンタルが崩壊するリスクがあります。「今はちょっとしんどいから、少し待ってね」と正直に伝えることも、子どもに「大人にも感情がある」ことを教える機会になります。
癇癪が頻繁に起き、1つ失敗するとお風呂やトイレまで連鎖するという状況は、精神的に非常に消耗します。パートナーとの分担や、一時保育の利用など、自分の休息時間を確保する工夫を積極的に行ってください。