Q: 鬱病と診断された場合、育児をしながらどのように立ち直りましたか?
育児と仕事の両立のなかで心身が限界に達することは、決して珍しいことではありません。勇気を出して相談してくださった方への、コミュニティの温かい声をまとめました。
メインの回答
まずは「離れる」ことが最優先
- 鬱病と診断された場合、主な原因(多くの場合は職場環境)からまず物理的に距離を取ることが回復の第一歩です
- 実際にコミュニティでは、部署異動による不慣れな業務と職場環境の悪化、慣れない育児、マイホームの建築準備が重なり、鬱病と診断されたパパの例がありました
- 「とりあえず1ヶ月職場を離れ、療養に努める」という判断は正しいものです
回復に向けて大切なこと
- 医師の指示に従い、処方された薬をきちんと服用する
- 十分な睡眠を確保する。育児中は難しいですが、パートナーや両親、サポート機関の力を借りて、自分の休息時間を作ることが重要
- 完治を焦らない。鬱は「気の持ちよう」では治りません。回復には時間がかかることを受け入れる
- 育児を「しなければならない」と自分を追い込まない。できることだけやればよい
周囲のサポートを受け入れる
- パートナーに正直に状態を伝える。隠していると互いに苦しくなります
- 両親やきょうだい、友人など、頼れる人には遠慮なく頼る
- 行政の支援(子育て支援センター、保健師の訪問、一時保育など)も積極的に活用する
- 同じ経験をしたパパたちのコミュニティで気持ちを共有するのも心の支えになります
育休取得との関係
- 妻の産後うつをきっかけに育休を取得したパパの事例もあります。計画的ではなく緊急避難的な取得でしたが、結果として妻の病状が改善し、家族の生活が元に戻りました
- 自分自身のメンタル不調に気づいた時も、休職や育休などの制度を使うことに罪悪感を持つ必要はありません
とはいえうまくいかなかった事例
「ここからどのように立ち直ればいいのか不安で仕方がない」という気持ちは、当然のことです。回復の過程は一直線ではなく、良くなったと思ったらまた落ち込む波があります。
また、育児をしながらの療養は、完全に休むことが難しいという現実があります。子どもは待ってくれないし、日常の家事も止められません。だからこそ、「全部自分でやらなきゃ」という思考から離れることが大切です。鬱の時は判断力も低下しているので、大きな決断(転職、引っ越しなど)は回復してから考えるのが賢明です。今は「回復すること」だけに集中してください。