Q: 産後の妻のPMS・限界状態の時、夫として何をしたらいいですか?

「妻のPMSが産後さらに強くなり、怒鳴ってしまうことが増えている。本人も限界だと自覚しているけど、どうすればいいかわからない」――そんな切実な相談がパパ育コミュニティに寄せられました。夫として何ができるのか、一緒に考えてみましょう。

メインの回答

まず妻の状態を「甘え」ではなく「症状」として理解する PMSは月経前症候群(Premenstrual Syndrome)の略で、ホルモンバランスの変動による身体的・精神的な不調です。産後は特に症状が重くなることがあり、本人の意思でコントロールできるものではありません。「気の持ちよう」「我慢すれば大丈夫」という考えは捨て、医学的な症状として向き合いましょう。

家事・育児の負担を具体的に減らす コミュニティの投稿では、結婚前から家事全般を夫が担当し、育児も授乳以外はできるだけ自分が多めに負担しているというパパがいました。それでも妻のPMSの時期は特に大変だったそうです。具体的にできることとしては、

妻が一人になれる時間を確保する 投稿者のケースでは、妻は趣味がなく、子どもから離れるのが一番嫌だったため、一人時間を設けるのが難しかったそうです。そんな場合でも、

医療機関への受診をサポートする 投稿では、妻が命の母のような市販薬で対処しているという記述がありました。PMSの症状が強い場合は、婦人科でより効果的な治療(低用量ピル、漢方薬など)を受けられることがあります。「病院に行ったら?」と突き放すのではなく、「一緒に行こうか?」「予約しておこうか?」と具体的にサポートしましょう。

「完璧な対応」を目指さない 妻のPMSの時期は、何をしても怒られたり、感謝されなかったりすることがあります。それは夫の対応が悪いのではなく、症状がそうさせているのです。「自分にできることはやった。あとは症状が落ち着くのを待とう」という心構えも必要です。

とはいえうまくいかなかった事例

「甘いもの買ってくるね」が万能ではなかったケース 投稿者はストレス発散として妻の好きなお菓子を好きなだけ買えるようにしていましたが、体重増加との板挟みになり、かえってストレスになっていたそうです。食べ物での発散には限界があり、根本的な解決にはなりません。食べ物以外のストレス発散方法(入浴、アロマ、軽い運動など)も一緒に探していく必要があります。

一人で全部抱え込んでしまったケース 「妻ファーストでいたい」「無理な対応策でも試したい」と気負いすぎて、夫自身が燃え尽きてしまうケースが少なくありません。夫が倒れたら家庭は回らなくなります。義母に手伝いに来てもらう、一時保育を利用する、ファミサポを使うなど、外部の力を借りることは決して甘えではありません。

「前はこうだったのに」と比較してしまったケース 産前と産後で妻の性格が変わったように感じ、「前はこんなに怒らなかったのに」と言ってしまった結果、妻をさらに追い詰めてしまったという声もあります。産後の心身の変化は本人が一番つらく感じています。過去と比較するのではなく、「今の妻」と向き合う姿勢が求められます。